2018年9月10日
リーガルテック株式会社
(AOSデータ復旧サービスセンター)
平成30年9月6日の北海道地震の被災者の皆様に対する「特別データ復旧サービス支援」について
(ご参考資料:落下やパソコンの稼働中に停電となった場合の対処方法)
今回の北海道地震により被害を受けられました皆様に、心よりお見舞い申し上げますと共に、一日も早い復旧をお祈り申し上げます。
データ復旧サービスのリーガルテック株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長 佐々木隆仁)は、今回の地震により被災したサーバ、パソコン、スマホなどのデータ復旧に関し、本日より以下の特別ご支援を実施させていただきます。
■対象のお客様:
- このたびの北海道地震(平成30年9月6日発生)によって、被害を受けられたお客様。
■対象製品:
- サーバ、NAS(RAID含む)、パソコン、外付けハードディスク、ビデオカメラ、スマートフォン、携帯電話、USBメモリ、SDカードなどの記憶装置および記憶媒体で、停電や落下などよる損傷にあった製品。(適用外の製品や媒体もございますので、申し込み時にご確認願います。)
■特別サービスの内容
- ① 無償にて損傷の診断を行います。
- ② データ復旧サービス費用を通常の半額にてご提供いたします。
※なお、被災した媒体などの弊社への送付料と復旧後のデータを収納する媒体(USBメモリや外付けハードディスクなど)の費用はお客様負担でお願いします。
※また、障害の状況によっては、復旧できない場合もありますのでご了承願います。
■本特別サービスの適用期間
- 2018年9月7日~3ヶ月間(ご依頼の状況により期間が変更する場合があります)
■お問合せ先と被災媒体の送付先
- ・お問合せ:
- TEL:0120-194-119 月~金曜日(祝日を除く)9:00~18:00
- ・お申し込み:
- https://www.data119.jp/より、Web申し込みまたは申込書のダウンロードが可能です。また上記電話番号でも受付可能です。
(お問合せまたはお申し込み時に、「災害特別サービス」とお伝えまたはご記入ください。)
- ・送付先:
- 〒105-0001 東京都港区虎ノ門5-1-5 メトロシティ神谷町4F
- リーガルテック株式会社 AOSデータ復旧サービスセンター
なお、今回の特別サービスを実施するにあたりましては、富士通インターコネクトテクノロジー株式会社様と連携させていただいております。
【リーガルテック株式会社について】https://aos.com/
1995年創業のデータ復旧の老舗 AOSテクノロジーズの100%子会社として設立。スマートフォンとPCのメンテナンスにおいて、購入から廃棄までライフサイクルに合わせた、様々なサービスと製品を提供し、BCN(大手家電量販店の POS データを集計した実売データ)の システムメンテナンス部門では、7年連続1位の信頼と実績を得ています。日本の中で困難とされていた携帯電話やスマートフォンのデータ復旧では、卓越したテクノロジーで多くの官公庁の調査に協力し、世界屈指のノウハウをもって個人、そして企業の知的財産であるスマートフォンと PCのデータ管理の分野をリードして参りました。今後も「データを命のように」を企業理念に、データ復旧技術とリーガルテックを持って、デジタル訴訟社会をお手伝いして参ります。
(ご参考資料:落下やパソコンの稼働中に停電となった場合の対処方法)
データ復旧事業者の視点から、落下や停電時のご注意点や対処方法について記します。
何れにしましても、データの損失が確認できた場合やその可能性が高い場合は、まずはデータ復旧業者に相談または診断をご依頼されることをお勧めします。
◆地震による落下の場合◆
【ご注意!】落下したパソコン(HDD)は通電させてはいけません。
通電してしまうと、データの読み書きを行うパーツ(磁気ヘッド)が変形していた場合、プラッタ(データを記憶している部分)にキズを作り、復旧が困難になります。
また、地震の衝撃でPCに液体がかかってしまった場合も通電させてはいけません。
◆急な停電によるPC故障の注意点と対処方法◆
起動しない場合、HDDに以下の障害が考えられます。
- 1.PCB障害
- 現象:HDDのモーターが回らない。
- 理由:通電時の過電流による故障。
- 対応方法:専門業者でしか復旧できない。
- 2.吸着
- 現象:HDDのモーターが回らない。
- 理由:急にモーターの回転が停止したことで、磁気ヘッドが待機位置へ戻れず、磁気ヘッドとプラッタが吸着してしまうことで起こる。
- 対応方法:専門業者でしか復旧できない。
【ご注意!】長く通電しているとプラッタへのダメージが発生し、復旧が困難になる場合があります。
- 3.ファイルシステム障害
- 現象:OSが起動しない。起動するがデータが無くなっている。
- 理由:停電による急な切電により、ファイルシステムへの書き込みが完了しなかった場合に起こる。
- 対応方法:論理ソフトを使うことで一部を取り出せる可能性がある。
- 例:ファイナルデータhttps://www2.finaldata.jp/
- *それでもデータが出ない場合は、専門業者へのご依頼をご検討ください。
なお、サーバ、NASなどについては、最悪RAIDシステム崩壊を招く可能性がありますので、まずは専門業者に相談されることをお奨めします。