2021年6月10日
リーガルテック株式会社
リーガルテック社、ブロックチェーン真贋システム「HyperJ.ai」 GI ブランド「檜山海参」にデジタル保証書サービス開始
~リンテックサインシステム(株)、HyperJシールを特殊印刷で支援~
国内・海外訴訟の支援サービスや、知的財産プラットフォーム「Tokkyo.Ai」、ブロックチェーン基盤の電子契約プラットフォーム「Keiyaku SaaS」、法令判例検索サービス「Legal Search」、ブロックチェーン真贋システム「HyperJ.ai」といった、デジタルトランスフォーメーションを実現する次世代のDXサービスを展開するリーガルテック株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長 佐々木 隆仁 以下リーガルテック社)は、子会社のJapanMade事務局を通じて、DX時代の次世代No Fakeソリューション「HyperJ.ai」による高級ナマコ「檜山海参」の真贋証明を発表いたします。
また、リンテックサインシステム株式会社(本社:東京都目黒区、代表取締役社長:小島一仁 以下リンテックサインシステム社)の特殊印刷およびラベル技術を採用し、HyperJシールの偽造防止を図っています。
▼ No Fakeソリューション(次世代真贋判定システム)「HyperJ.ai」
背景
国内偽造品の推定被害額は、1年間で516億ドル(5兆7000億円)。日本の国家予算の約5.6%に相当します。「日本の匠が開発した日本の名品、逸品を偽造品によって損なわれないように守る」これがHyperJの開発目的です。
インターネット販売で急増したスーパーコピーと言われる本物そっくりの模造品や、海賊版と言われる日本独自の漫画作品のコピーがネット上に拡散し、その被害額だけでも500億円。中国では、草間彌生氏、村上隆氏の贋作を展示するイベントまで開催されるなど、パブリシティ権の侵害まで、偽造品の手法もますますエスカレートしています。対策は様々実施されているものの効果は限定的でコストも増大する一方です。
JAPAN MADE事務局株式会社は、「古き良き、新しき良きジャパンをプロデュースします」という理念のもとに活動しております。リーガルテックグループのJAPAN MADE事務局株式会社は、知財のDXや著作権などの不正検証フォレンジック調査で培われたリーガルテックとブロックチェーン技術を融合して開発されたDX時代の新真贋判定システム「HyperJ.ai」を持って、日本が誇る名品、逸品を偽造品から守ります。
そして、この度、ひやま漁業協同組合が生産する、GIブランド「檜山海参(ヒヤマハイシェン)」にNo Fakeソリューション(次世代真贋判定システム)「HyperJ.ai」を正式導入いたします。
▼ 世界一を目指すGI(地理的表示)登録産品「檜山海参(ヒヤマハイシェン)」
URL:https://www.japanmade.com/gi/feature-gi/hiyama-haishen/
No Fakeソリューション「HyperJ.ai」とは
最先端のブロックチェーン技術と独自のアルゴリズムにより、模倣品をなくし「日本製」かつ「本物」であることを証明することができるソリューションが、No Fake ソリューション「HyperJ.ai」です。HyperJ.aiは、リーガルテック社のLaaSプラットフォームで提供されます。リーガルテック社のディープテックにより、Big DataのDB構築や、暗号化技術などを駆使して、ブロックチェーン基盤の自社ブランドの真贋システムを非常に高度な信頼性持ちかつ低コストで実現可能です。
ブロックチェーンによる真贋判定システム
リーガルテック社独自の技術と、ブロックチェーンを活用した次世代 真贋判定システムHyperJ.aiは、”書き込まれた情報は改ざんできない”というブロックチェーンの特長を生かし、さらに従来のブロックチェーンでは困難だった、大容量の動画データ、画像データも登録可能な 次世代トレーサビリティ真贋判定システムとして開発されました。
リーガルテック社独自の技術力で、信頼性の高い、低コストで効果の高い、新しい時代の真贋判定システムが生まれました。LaaS(LegalTech as a Service)(※)で提供されるこのプラットフォームは、例えば、製造現場、生産現場のメーカーが 発信する安心な動画を簡単にアップロードしたり、改ざん不可能なブロックチェーンにシリアル番号を保存して、簡単にスマー トフォンで正規品かどうかを確認できたりすることを可能にした、新しい形のNo Fakeソリューションです。
(※LaaS(LegalTech as a Service)とは、リーガル分野における リーガルテック社の独自技術を使ったPaaSプラットフォームです。)
檜山海参の真贋判定
商品に付与されたHyperJシールをスマートフォンから読み取ることにより、商品が正規品であるか、偽造品であるかを判別することが可能です。商品情報はブロックチェーン上に登録されており、第三者による情報の改ざんが非常に困難となっているため、安心して商品を購入することができます。今回、「精選特級 檜山海参」、「特級 檜山海参」の2品に対して、導入されています。
「HyperJ.ai」活用例
従来のトレーサビリティでは、HyperJシール自体の偽造や、アクセスした先のサイトが不正サイトなどのリスクがありました。また、ブロックチェーンを使った真贋システムは高コストで実用化が困難でしたが、リーガルテック社の新技術は低コストでブロックチェーンを活用した自社専用の真贋システム構築が可能になりました。
「ホンモノストーリー®」
ブロックチェーン上の改ざんできない動画と連携することにより、生産者本人しか知り得ない情報や秘話などのホンモノの素顔を動画で伝えるホンモノストーリー機能を搭載しています。「動画はブロックチェーンで改ざんされないので、ホンモノかどうか伝わる」「メーカーの思いやコンセプトを直接伝えるので、動画PRになる」などのメリットがあります。
▼ 「ホンモノストーリー®」動画の事例
URL:https://www.japanmade.com/honmono-story/
※ホンモノストーリー®は、日本国におけるJAPAN MADE事務局株式会社の特許出願中および商標登録されたサービスです。
偽造防止対策向け特殊シール印刷およびラベル技術を採用
HyperJシールは、リンテックサインシステム社の印刷技術およびリンテック株式会社のラベル技術を採用し、シールの偽造防止対策を行っています。同社では、様々な認証用ラベル基材を開発、製造しています。
- 1. 改ざん防止ラベル(改ざん証拠残存タイプ)シルバー基材タイプ
- 剥すと貼り付けていた面に文字:VOID/開封済みが残存するタイプ
- 2. 改ざん防止ラベル(改ざん証拠基材裏面表示タイプ)透明基材タイプ
- 剥すと貼り付けていた面には文字が残らず、剥したラベル裏面に文字:VOIDが発現するタイプ
- 3. 改ざん防止ラベル(剥離時に基材破壊タイプ)白色タイプ
- 剥そうとするとラベル基材が破壊して完全に剥すことが難しいタイプ
サービス概要
- サービス名:No Fakeソリューション「HyperJ.ai」
- URL: https://www.hyperj.ai/
【リーガルテック株式会社について】
- 名 称:JAPAN MADE事務局株式会社
- 代表者:佐々木 隆仁(ささき たかまさ)
- 設 立:2019年2月
- 所在地:東京都港区虎ノ門5丁目13番1号 虎ノ門40MTビル4F
- 資本金:3,000万円
- URL:https://www.japanmade.com/
古き良き時代の日本製が新しき良き時代のJAPAN MADEにxTechで生まれ変わります。xTechでサポート、xTechをサポート。JAPAN MADE事務局はICBM-5BAA技術を中心にインサイトでデイスラブテイブな製品やサービスのビジネスモデルを開発しグローバル展開をはかるジャパンメイド企業を支援してソサエティー5.0実現をお手伝いします。
【リンテックサインシステム株式会社について】
- 名称:リンテックサインシステム株式会社
- 代表者:代表取締役 小島 一仁
- 設立:1993年4月1日
- 所在地:東京都目黒区中目黒2-1-27
- URL:http://www.sign-japan.com/
事業内容: サインディスプレイ表示素材(マーキングフィルム)、化粧シート、インクジェット関連資材、及びシステムなどの販売。東証一部上場企業リンテック株式会社のグループ企業であるリンテックサインシステムは、リンテックの固有技術から生み出された、より豊かで繊細な表現を実現するさまざまな新素材や、時代を先取りする機能製品を提供しています。街並みや建物、インテリアを含めたサインディスプレイをトータルにご提案しており、街の景観にあったサイン、ショーウインドーをはじめ、インテリア、車両ボデーに至るまで屋外、屋内を問わずリンテックサインシステムの機能製品があらゆる場所で活躍しています。将来に渡って皆様の満足度を最優先させ、色彩計画による美しく心に残るデザイン・インテリアをご提案し、幅広いニーズに対応しています。