知財のDX

2020年3月5日
リーガルテック株式会社
東京都港区虎ノ門5-13-1 虎ノ門40MT森ビル4F

リーガルテック社、ブロックチェーン技術を活用した
次世代No Fakeソリューション「HyperJ.ai」を発表

eディスカバリ、フォレンジック、VDR、及びリーガルインフラLegalSearch.jp、Tokkyo.aiを提供しているリーガルテック株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長 佐々木 隆仁)は、次世代No Fakeソリューション「HyperJ.ai」を発表いたします。

■ ブロックチェーンを活用したNo Fakeソリューション「HyperJ.ai」

https://www.hyperj.ai/

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■ 背景

偽造商品・海賊版商品は、世界中で流通数が増加し続けており、年間数兆憶円を超える被害が出ているとも言われています。特に、2020年に東京オリンピック・パラリンピックが開催される日本では、グッズに偽造に関する事件が増加しています。このような状況の中で、日本の匠が開発した日本の名品、逸品の価値が偽造品によって損なわれることがないようブロックチェーンを活用したNo Fakeソリューション「HyperJ.ai」を開発いたしました。

■ JapanMade 事務局との展開

JapanMade 事務局とは、「xTechでサポート、xTechをサポート」というコンセプトのもと、日本生まれのxTechを発掘、支援し日本経済の成長の動力になり、グローバル経済にも大きく貢献できるようにサポートをしていくことを目的に、設立された団体です。リーガルテック社では、この理念の実現をリーガルテックで支えています。そして、日本が誇る名品、逸品を偽造品から守るためにリーガルテック株式会社が開発したのが、HyperJ.aiです。

■ No Fakeソリューション「HyperJ.ai」とは

最先端のブロックチェーン技術と独自のアルゴリズムにより、模倣品をなくし「日本製」かつ「本物」であることを証明することができるソリューションが、No Fake ソリューション「HyperJ.ai」です。HyperJ.aiは、リーガルテック社のLaaSプラットフォームで提供されます。リーガルテック社のディープテックにより、Big DataのDB構築や、暗号化技術などを駆使して、ブロックチェーン基盤の自社ブランドの真贋システムを非常に高度な信頼性を持ちかつ低コストで実現可能です。

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■ ブロックチェーンによる偽造品対策

昨今、ブロックチェーンの”書き込まれた情報は改ざんできない”という特性を利用したトレーサビリティへの応用が注目されています。これまでサプライチェーン上で関わる業者は取引履歴を紙で管理していたため、改ざんが行われていても、どこで改ざんされたのかが追えませんでした。この取引履歴をブロックチェーンに置き換え、トレーサビリティを実施することでサプライチェーンのどこで問題があったのかを追跡できることが可能になりました。

■ 「HyperJ.ai」活用例

従来のトレーサビリティでは、QRコード自体の偽造や、アクセスした先のサイトが不正サイトなどのリスクがありました。また、ブロックチェーンを使った真贋システムは高コストで実用化が困難でしたが、リーガルテック社の新技術は低コストでブロックチェーンを活用した自社専用の真贋システム構築を可能になりました。

■ データとインフラにおける「HyperJ.ai」の基盤技術

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■ サービス概要

  1. サービス名:No Fakeソリューション「HyperJ.ai」
  2. URL:https://www.hyperj.ai/
  3. 提供開始日:2020年6月初旬

【リーガルテック株式会社について】

  1. 称:リーガルテック株式会社 代表者:佐々木 隆仁(ささき たかまさ)
  2. 立:2012年6月
  3. 所在地:東京都港区虎ノ門5-13-1虎ノ門40MTビル4F
  4. 資本金:5,100万円
  5. U R L:https://www.aos.com/

1995年創業のリーガルテックの老舗。AOSテクノロジーズ株式会社の100%子会社として2012年に設立。以来、eディスカバリ、フォレンジック、VDR、及びリーガルインフラ LaaS で LegalSearch.jp、Tokkyo.Ai、Keiyaku.Ai を提供している。2015年には犯罪捜査や企業の不正検証の技術で国民生活の向上に著しく貢献するとして第10回ニッポン新事業創出大賞で「経済産業大臣賞」を受賞。