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BUSINESS LAW JOURNAL等の記事
※上記『BUSINESS LAW JOURNAL』の表紙は特別編集版の表紙を掲載しています。
BUSINESS LAW JOURNAL
具体的に学ぶe法務ソリューション
月刊BOSS 知財ビジネス連載記事
第2回 知財でわかるマイクロソフトのモバイル復権への本気度
第3回「知的財産」の草刈り場にならないために必要なこと
第4回 デジタフォレンジック技術なくして知財ビジネスで勝てない!
第5回 日米の裁判の違いがわかる日本が世界で勝てない理由
第6回 デジタルデータの活用と潜在リスク?巨額賠償を払わせられないために
書籍案内
データ駆動型社会へ 新ビジネスモデル誕生
『MyDataエコノミー パーソナライズと情報銀行』
対GAFAの切り札 日本発の情報銀行
佐々木隆仁、春山洋、志田大輔・著
本書は、ようやく立ち上がり始めた情報銀行の生い立ちから、現状、そして将来を見越した内容となっています。政府主導で始まったデータ活用の仕組みは、数々の実証実験を経て、実ビジネスへの道筋がつきました。すでに大手金融機関として三菱UFJ信託銀行、ベンチャー企業としてDataSign、マーケティング事業からはマイデータ・インテリジェンスなどが具体的な動きを進めており、2020年にはより多くの企業が名乗りを上げると見られています。しかしながら、データを預ける消費者のマインドは、まだ情報銀行の活用に向けられる段階にはなく、これから啓蒙やインセンティブの設計が必要になります。さらに、それをどのように収益に結びつけれらるのか、さらには社会全体としてどのような活用が出来ていくのかなど、検討課題は山積みです。本書で紹介した事例や有識者のコメントが、その課題を解決するヒントを示しています。データ駆動型社会は、間違いなくこれからの日本をけん引する一つの形となるはずです。本書はそれをリードしていく企業あるいは個人の方々にとって必読の書です。
XMLルネサンスによる最強のデータ戦略
『データテック』
第4次産業革命に「データの解放」で勝つ!
リーガルテック株式会社 佐々木隆仁、志田大輔・著
あらゆる企業や組織の中で価値あるデータが、新しい時代のために十分に活用されないまま大量に眠っている。さまざまな情報システムの中枢をなすRDBに保管されてきたデータはもちろん、日常使われるワープロやPDFの文書、ネットのWebページなどのデータもそれぞれの目的に応じて囲い込まれていると言っていい。これらを解放してAIやブロックチェーンで活用できた者は、第4次産業革命の勝者となる。そのためにはデータの生成から変換、管理、流通までのプロセス全体を円滑に回すことのできる、デジタル時代にふさわしい新しい「データサイクル」を実現することが欠かせない。その鍵は、AIなどの機械がそのまま理解することのできるデータの形式を採用することにある。そこで今、オープンな国際標準に基づくXMLデータ形式による低コストで柔軟なシステム作りが、あらためて注目されている。本書が提唱する革新的なXML自動変換技術によって、企業や組織は最強のデータ戦略を手に入れることができる。
規制のマイナス面をプラスに変える
『レグテック』
デジタル時代のマネジメントに重要な新たな動きを解き明かす
リーガルテック株式会社 佐々木隆仁・著
コインチェックからの仮想通貨流出事件は、耳に新しい。マネーロンダリングのための架空名義の口座取得や、不正な資金移動、公的な文書の改ざんなどの事件も後を絶たない。…このような事件がきっかけで、規制が強化されることは現実に少なくない。それでは、規制の強化に対応するにはどうしたらいいのだろうか。現在のビジネスの手法が規制の枠組みに合致しているかどうかを、どのようにチェックしたらいいのだろうか…仮想通貨の取引や、フィンテックのようなスマートフォンを使った金融サービスの提供では、旧来のビジネス活動につきものだった紙の書類が存在しない。不正がないことを証明するにも、逆に規制に反することを指摘し改善を求めるにも、電子的なデータを確認することが必要になる。テクノロジーの力を借りないと、規制への対応が出来ない世の中に急速に変化が進んでいるのである。
勝ち組企業が取り組むAPIファースト
『API エコノミー』
250兆円経済圏が生まれる今、乗り遅れないためのAPIの基礎
リーガルテック株式会社 佐々木隆仁・著 編集協力 志田 大輔、丸山 耕二、鳴海 拓也、森野 誠之
既存の多くの市場が飽和して限界点を迎えつつある。そのなかで、まったく未開の数百兆円の市場をテクノロジーの進化が生み出しつつある…先日、私が大変尊敬している海外のある経営者が「APIエコノミーは日本人に向いている」と断言した。なぜかと聞くと、海外の経営者は一人の天才に頼ったり、市場支配的な考え方をしたりすることが多いのに対し、日本人は皆で力を合わせて課題を解決する姿勢がベースにあり、それがAPIエコノミー的だからだという。…あなたならば、自社のすべての製造物やサービス、データをAPIで輸出できる時代に、何をさせるだろうか?もしくは、これから力を合わせてどんな社会課題を解決していきたいだろうか?
ついに上陸!法律ビジネスの未来を変える新技術
『LegalTech リーガルテック』
いま注目のキーワードがこの1冊ですべてわかる!リーガルテックを知らないと時代の波に乗り遅れる!!
リーガルテック株式会社 佐々木隆仁・著
なぜ、いまリーガルテックが注目されているのか?法律業務にテクノロジーが欠かせなくなったのは、ITの進化によってあらゆる情報がデジタル化されてきたからです。膨大なデジタルデータの山から裁判や調査に必要な情報を探し出すのは、どれだけ人手と時間を費やしても不可能な時代になりました。だからこそ、今すべきことはリーガルテック先進国のアメリカで起きていることを知り、自分の身に起こり得るリスクについて考えることです。本書をその為のリーガルテック入門書としてご活用いただければ幸いです。
デジタル訴訟の最先端から学ぶ
『コンピュータ・フォレンジック完全辞典』
米国政府、世界的企業から絶大な支持!!最先端ビジネスで本当に勝つための実践テクニック!!
大手企業、国家機関などのフォレンジック調査を手がける最高峰のITチームが書き下ろしたコンピュータフォレンジック専門家になるための指南書。裁判事例からコンピュータ・フォレンジックの基本、ツールの使用方法、実践における様々なテクニック、上級者となるための知識まで、犯罪調査と企業インシデント対応のどちらにとっても役に立つ、幅広い情報を紹介します。自分の理解度を確認できる復習問題付き!
『デジタルデータは消えない』
e法務ディスカバリがゼロから分かる!
消去したはずのパソコンや携帯電話の履歴が証拠となる時代が到来した。「データは消えない」「情報は必ず流出する」を前提にリスクマネジメントをする必要がある。データの復元や抹消、改ざん、漏洩した情報の追跡、コンピュータフォレンジック……、デジタル訴訟社会にどう備えるべきかを論じる。デジタル先進国アメリカに学び、自分の理解度を確認できる復習問題付き!
『クランチ・ポイント』
―危機を成功に導くリスクマネジメント・トレーニング
絶望的な状況こそ、圧倒的な成功を収めるチャンスなのだ!?
「クランチ・ポイント」(窮地)へようこそ」どんなビジネス、人にも企業の存続、人間関係や金銭、家族、健康などに関する危機が訪れる。これらは、あなたをこてんぱんに打ちのめすだろう。しかし、本当にタフな人間は、困難な状況に陥った時にこそ力を発揮するものである。クランチ・ポイントに直面して初めて、人は、自分が本来持っている力に気づくことになるのだ――。あなたを困難から救う21の行動を徹底解説!
『NPE訴訟と新知財戦略』
日本企業が米国式特許ビジネスで成長するために
米国では特許侵害訴訟が急増しており、その原因を作っているのが、「特許不実施主体(NPE)」と呼ばれる会社です。NPEは「企業相手にNPE訴訟を起こす」という目的のためだけに、訴訟を起こし、特許使用料によって収益を得ています。日本企業を標的にしたNPE訴訟は今後ますます増加することが予想され、避けて通れない課題となっています。しかし、NPEが全て悪いわけではありません。使いようによっては、特許権利者の権利を守るのに有効であり、日本の知財を侵害している海外企業を訴えることも可能です。
TPP、法律市場の自由化、拡大する特許ビジネス……。国際知財紛争の攻め方と守り方は? 裁判を有利に導くために何が必要なのか? 米国での判例、特許資産の有効活用時におけるリスクなど、知財訴訟に直面する企業へ贈る「米国最高の弁護士」が記した勝利の方程式。
著者・訳者:リーガルテック株式会社
代表取締役社長佐々木 隆仁(ささき たかまさ)
1964年、東京都生まれ。89年早稲田大学理工学部卒、大手PCに入社、OS開発に従事、95年に起業。AOSテクノロジーズ社を立ち上げ、リーガルテクノロジーを中心とした事業を推進。2000年より、データ復元ソフト「ファイナルデータ」を発売し、01年日経サービス優秀賞受賞。12年にリーガルテック株式会社を設立し、代表取締役に就任。15年に第10回ニッポン新事業創出大賞アントレプレナー部門で最優秀賞受賞、経済産業大臣賞受賞。